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スーパー英語教師うるとらうっち~のてんこもりブログ

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プロフィール
英語教室主宰。英語教師歴30年。幼稚園・小学校・中学校・短大での指導経験あり。執筆・講演・研修もボチボチ。世界11カ国でのホームステイ経験を生かし、厳しい社会を生き抜く知恵と強靱な精神力を養うべく、体育会系のノリで人間教育に日々奮闘。福島の地にゆりかごから墓場まで、笑って暮らせるコミュニティを作るのが夢。「流れ流れ」が口癖のマルチなオバサン。
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  • テキストを使ってNote-Takingのスキルを磨く

    本年度のLearning World シリーズのセミナーで繰り返しお伝えしたのが、本文を提示する前に黒板を使って聞き取りをするということ。会話をする時に一番大事なのは、相手の言っていることを理解すること。最初から教科書を開いてしまったら、いつまで経ってもリスニング能力は身に付きません。

    そして、もうひとつ大事なことは、リスニング問題に慣れさせておくということ。Learning World全8巻シリーズ最終巻のLearning World for Tomorrowに入ったら、私は本文のCDを聞きながらメモを取らせ、そのメモを見ながら教師の質問に答えさせるようにしています。そうした活動を繰り返し行うことで、リスニング能力だけではなく、受験のリスニング問題にも役立つNote-Takingのスキルが磨かれていきます。

    以下、具体的なやり方をご紹介します。

    *Learning World for Tomorrow p.4 Unit 1 1-A

    ① 最初に本文のCDを1回流します。いつものように机の上には何も置かず、手にも何も持たせず、ただ聞くことに集中させます。

    ② 次に、ノートと鉛筆を取り出し、メモを取りながらCDを聞くように言います。具体的な方法は教えません。何をやるにも最初は自分の頭で考えさせるのがうっち~流です。

    ③ 聞き取りをした感想を聞きます。ほとんどの生徒がメモを取ることに集中してしまい、話の内容がわからなくなったと言います。そこで、メモの取り方を工夫するように伝えて、再度CDを流して聞き取りをします。

    ④ 終わったら、生徒同士でノートを見せ合い、みんながどんな工夫をしたのかを教え合います。そして、文字である必要はないということ。自分で見て思い出せる範囲で限りなく書く分量を減らすことなどを伝えて、再度聞き取りをします。

    ⑤ 本文の内容についてQ&Aをします。What’s his name? / How old is he? / Etc.

    下の写真は実際に聞き取りをした時の小学6年生のノートです。上記の③が終わった段階です。
    教師は一から十まで教えたがりますが、メモの取り方を最初に教えてしまうと、子供は自分から教師の枠にはまろうとします。メモはメモなので、自分にさえわかれば良いと言うと、子供達は自由な発想でいろいろなアイディアを考え出します。そして、友達と教え合うことで、教師が考えもしない工夫をし始めます。

    そして、回数を重ねるごとに無駄もなくなり、効率よく聞き取りが出来るようになって行きます。

    何より、自分で考えたり、友達とアイディアを交換することで、思考力やコミュニケーション能力が身に付き、私が目標としている、自立した人間へと育って行きます。

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