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スーパー英語教師うるとらうっち~のてんこもりブログ

Learning World Book 3セミナー後記

3月2日はBook3のセミナーでした。今回も全国からたくさんの先生方が参加してくださいました。今回のセミナーの内容を決めるに当たり、実はとても悩みました。ワークショップ形式にすれば、明日からの授業に役立つアクティビティがたくさん紹介できます。映像も様々な場面のダイジェスト版にすれば、いろいろな大技・小技が紹介できます。

 

でも、私がセミナーをお引き受けしたのは、先生方に私の真似をしてほしかったからでも、私の考え方に染まってほしかったからでもありません。同じテキストでも、クラスや生徒の実態に応じて、私はこれだけ工夫をしていますよ。工夫すれば、これだけのことができますよということをお伝えすることで、先生方一人一人に、個々の生徒としっかりと向き合い、手間暇かけることを厭わずに技術を磨き、一人の教師として自立してほしいと思ったからです。

 

日本の英語教育を支えているのは、少人数の生徒を相手にきめ細かな指導をしている私塾の先生達です。その先生達が与えられたもので満足し、枠の中に収まっている限り、教師としての進化はありませんし、英語教育の発展もありません。

 

中本幹子先生がご自身の生徒さん達のためにテキストを作り、曲を作って来られたように、私も自分の生徒のために教材を作ったり、曲を作ったりします。それは、作りたいと思ってできるものではなく、できない生徒を前に、「どうやったらこの子でも覚えられるだろう」と一生懸命考えているうちに浮かんで来るものなのです。

 

先生方が受け身型の学習をしているうちは、アイディアも浮かびませんし、工夫も生まれません。指導書の枠を超えて、様々な工夫を凝らして、自分スタイルを作り上げた時が、素材としてのLearning Worldシリーズの本当の価値が理解できる時なのです。

 

私が育てたいのは、めっきで光る教師ではなく、目の前の生徒に光を与えられる魂が輝く教師です。ですから、あえて今回は、下位のクラスで同じスタイルの授業を3週連続でやって、どれだけ変化するかを見て頂き、下位のクラスのためにはこんなこともやっていますということをお伝えするために、私が作った曲の一部もご紹介させて頂きました。

 

中本幹子先生が作られたものを私が自分流にアレンジする。私がアレンジしたものを先生方がまた自分流にアレンジする。私はそれが継承のあり方だと思っていますし、発展ということなのだと思っています。

 

セミナーの帰り際に、「うちの生徒と同じで安心しました」「先生が苦労をされているのがよくわかりました」「自分も頑張ろうと思いました」「また来月来ます」と、何人もの先生に声をかけて頂いて、私は自分らしさを貫いて本当に良かったと思いました。

 

来月はいよいよLearning Worldセミナー最終回です。締めくくりとして相応しい、希望に満ちたセミナーになるようにしたいと思っております。また、先生方にお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

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