こういうレッスンは子供達にとっても親にとっても少し騙された気分になると思うよ。会話のレッスンをこのスタイルでやってしまうと、わからないながら、何を言っているのだろう?何が起きているのだろう?って推測していく子供達の本能的な能力が失われてしまうんだ。中学あたりになると、塾や訳された英語に囲まれてしまうしね。
先生達の中で英語を話すことに抵抗を感じている人たちがいることを聞くけれど、そんな必要はないんだよ。外国語を使って話すということはさ、母国語以外の言葉で人とコミュニケーションをとるってっていうものすごくエキサイティングなことだから、大切なのは語学のレベルじゃないんだ!
先生自身が話さないのに生徒達の英語の習得を期待してしまっていいのだろうか?間違える事を恐れてはいけない!自信を持って楽しいレッスンを教えて欲しい、と思う。子供達は、先生から言語を習っているだけじゃなく、先生の英語に対する姿勢も感じとっているからね。だからこそがんばって!でないと教師としてのただの怠慢になってしまうよ。
アプリコットから出している教材の指導書は、授業の進め方のサポートだけじゃなく、アクティビティで実際に先生が言う指示英語が書かれているので、少しナーバスになってしまう先生も大丈夫。準備万端でレッスンに臨むことができるよ。
でもそれはそうと僕ら先生達はみんな、テキストの内容をそのまま‘伝える’のではなく‘教える’ことを忘れないようにしなくちゃね……