コミュニティ

すてきな先生、み~つけた!

茨城県鹿嶋市にて教室を創立し、2024年に20周年を迎える宮崎智江先生をご紹介します。

 

インタビュー中の宮崎先生

「大手英語学校でマネージャーをしていた時に、上司の指示で中本幹子先生のお話を聞きに行き、その時から既にLearning Worldを使っていたので、独立した時も教材はLearning World と決めていました。その後、認定校制度があると知ってすぐに申請。現在は小1~高3までの子供達がいます」と仰る宮崎先生。「気が付けば20年近くやっていることに驚いていますが、ひっそり黙々と(笑)やっています」とのことですが、教室の宣伝は口コミだけ、現在102名の生徒さんが通っており、来年20周年の節目を迎えるにあたり、認定校係からインタビューをおこないました。

 

 

Q1: 生徒さんの成長を感じるのはどんな時ですか?

長く通ってくれる子達が多いので日々成長を感じることができるのが楽しいのですが、特に子供達が変わるのを実感するのは彼らが成功体験をした時で、例えば、

  • FM放送で英語でインタビューに答えた、
  • アプリコット英単熟検に合格した、
  • 学校の授業でみんなに英語が出来ると言われた、
  • 英語プレゼンテーション大会に学校の代表として出場した、
  • テストでいい点が取れた、英検に合格した、などなど。

大きく成長した例としては、英語が苦手ということで中2で入会し、みるみる英語力をつけ、学校の英語ディベート部に入り全国大会に出場するまでになった生徒さんがいます。

 

外にスクール名入り認定校プレートを設置。

日当たりの良い教室外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q2: Learning Worldの指導で必ず行うことを教えてください。

テキストの左ページを言えるようにする、ノートに書く、という宿題はずっと変わらず続けています。Book 3のIt is important to learn a foreign language/ The Honest Woodcutter の暗唱は必ずやります。Book2のStoryを書き換えて自分のオリジナルを作ることも必ずやります。

 

Q3: LWテキストは1冊どれくらいの期間で終わりますか? 好きなテキストは?

1年で一冊。Book1,2,3はどれも大好きです。BRIDGEは今年は小56で英検3級の内容も合わせて学習中。BRIDGEは小学生の間に学習したい教材だと思います。TOMORROWも好きなのですが、ここに進むくらいになると他にもやることが多くなってしまい、まだうまく活用できていないので今後の課題です。BRIDGETOMORROWも生徒のレベルによって使いやすさや効果が大きく違ってくる、というのが使用していての実感です。BRIDGEの活動の質問が面白いので子供達は好きですが、チャンツの後に長文があると良いのにな、とは思います。そしてなぜかREADYの指導が苦手です(苦笑💦)。

 

 

教室のモニターは書画カメラと併用。生徒がテキストに書いた英文を皆で見ながら間違い箇所を直したりします。子供達は自分が書いたもの(LWの右ページ)を画面で見るのが大好きです。中高生の長文読解やWritingの添削でも便利に使っています。(by 宮崎先生)

 

Q4: 週1度のレッスンで成果を出すため大切なことは?

宿題をやることです。

宿題は、音声を聞いてくるListening、Book1からはHandwriting a/bと、ノートにテキスト内容を書き写すWriting、Book2からは単語テストを毎週やるので、そのための宿題もあります。アプリコット英単熟検の時期は単語テストの語彙が英単熟検の単語練習帳からピックアップされます。クラスによってはプリントも宿題に出しているので、やってない子はバツが悪そうですが、愛をもって煽ってます(笑)。

レッスンでは、宿題で覚えたテキスト内容をみんなの前で発表し、できたらチェックすることを続けています。

*Book1クラスでHandwritingを使い始めました。今までは自分で作っていたのですが、やはり冊子になっているほうが使いやすく、2冊に分かれているので、丸付けを後でできて便利です。

 

  

Book2の単語テストの問題は生徒個々が作ります。何語できたかその都度短い時間でチェックします。

 

Q5: 高学年のクラスで中学への橋渡しを意識して実践していることはありますか?

LWを使って、使える英語の基礎をやりながら、小学生のうちに英検4級以上、準2級までを取得して語彙力、リスニング力をつけておくことです。

 

Q6:ハマっていること・習慣にしていることは?

英語力を維持するためと、単に面白いということで毎朝CNN10を見ています。社会情勢などについて授業で話すこともよくあります。その他英字新聞を購読したり海外ドラマを英語で見ることも毎日の日課です。自分が勉強をすることが、生徒の英語学習についての気持ちや学習方法を考えることにつながると考えています。

 

★中3の娘の母業もしています。

小さい時から自分の英語教室で英語を習わせていますが、娘からは、「ママの指導、相当怖いよ。宿題してこなかった時の“圧”もすごいし」と言われたことがあります(苦笑)。

 

★楽しいだけでは・・・

英語を読んだり聞いたりして英文にたくさん触れ、インプットしていても、文法が自然に身につき、自分で英文を作れるようになるには時間がかかるので、「文法をきちんと学んで練習し、使えるようにする」ことは大切だと感じます。そのため、楽しいだけでなく、コツコツ練習しながら「ここまで英語ができるようになったので、もっとやりたい」の成功体験を積み重ねて英語力を身につけることが重要と思っています。それができれば週1のレッスンでも(海外などに行くことなしに)成果が出せると思います。

 

エール英語教室(茨城県鹿嶋市)代表。英語講師歴 29年。 大手英語学校でマネージャーとして勤務している時にLearning World と出会い、その後一貫してLWシリーズを採用。2005年に独立し、自身の英語教室で、自分のスクールポリシーのもと、1人で全生徒の指導にあたる。

「リスニングも文法も語彙力もちゃんと勉強すれば真の英語力が身に付く」の考えで日々指導に当たる。設立当初からの生徒さんが中学高校に進学したことで、中高生の英語力を伸ばす実践にも力を入れている。今年初めて大学受験生のための英語補習も経験。2012年よりLearning World 認定校。2024年2月に20周年記念・年度発表会開催予定。

★インタビューを終えて★

認定校になられた当初、毎朝3時起き、と仰っていて驚愕したのですが、今も早起きは継続中で、宮崎先生曰く「最近は就寝、起床時間が1時間ずつ遅れて4時起きになりました」とのこと。宮崎先生とお話をするたび、早起きに挑戦してみようと思い立つ認定校係です(苦笑)。

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