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スーパー英語教師うるとらうっち~のてんこもりブログ

2018 APRICOT Mate Meeting 5周年記念パーティーに参加して

去る、6月3日、品川におきまして〈2018 APRICOT Mates Meeting 5周年記念パーティー〉が開催されました。当日は、北海道から九州まで72名の先生方が参加され、それはそれはとても賑やかなパーティーでした。その中でも一番うるさかったのはもちろん私。数えで還暦になったことだしと、深紅のドレスを着て行ったものだから、うるささが余計に目立ってしまいました(ちょっとはしゃぎ過ぎました・反省)。
 
パーティーのアルバムはこちらをクリック!

 
パーティーの最初に行われたそれぞれのテキストに収録されている曲のイントロ当てクイズでは、ダリオさんの軽妙トークにつられて私も「絶対勝つ!」と本気モードで挑んだのですが、他の先生方の反応の速さに付いて行けず、1回も答えられませんでした。でも、音楽が流れると当然のように合唱を始めてしまう先生方のノリの良さにはビックリ!「あー、みんな本当にラーニングワールドシリーズを使って一生懸命教えているんだなあ」と思ったら、それだけで先生方との距離が急速に縮まったような感じがしました。
 
私自身のスピーチでは、ウケを狙ってパーティーの前日にアップしたブログ記事‟4線ホワイトボードシートを使うと英語を書くのが楽しくなる”で紹介した‟4線ホワイトボードシート”を通販番組のようなノリで宣伝したのですが、優秀認定校仲間の萬田有加子先生に、「どんな悪徳商売やねん!知らん先生らに誤解されるやろ!」と、ツッコミを入れられました(萬田先生とは似た者同士でお笑いコンビのような関係です。念のため)。自虐ネタで会場を笑わせるつもりが、誤解を招いたとしたら申し訳ありません!
 
一人一人の先生方のスピーチは、お喋りに忙しくてところどころしか聞けなかったのですが(本当にごめんなさい!)「うっち~先生のおかげで英語教師を辞めるのを思い留まることができました。」「うっち~先生のおかげでこれからも頑張ろうと思えました。」「うっち~先生のブログを読む度に涙が出て来ます。」といった言葉を直接何人もの先生からかけて頂いて、逆に私の方が勇気を頂くことができました。本当にありがとうございました!
 
私のイメージがあまりに良過ぎるので、ここで正直に言っておくと、私は「こらぁー!おまえら―!」という言葉が標準語になっている体育会系女子なので、自信に満ち溢れているイメージを持たれがちですが、内面は結構ネガティブです(苦笑)。
 
実際、誰もいない部屋でパソコンの前に座って手を動かすという地味な作業をしていると、「明るくなりよーがねー!」って感じで、だからこそ、先生達の悩みや不安がよく理解できたというか、共感するところがたくさんありました。
 
ここで誤解を恐れず正直に告白すると、優秀認定校でありながら、実は私はこの時までMateでいることの意味をあまり理解できていなかったように思います。なぜなら私は双子座の自由人。束縛されるのも徒党を組むのも大嫌い。買い物も一人なら旅行も一人。女子会が苦手で宴会は常に欠席。お喋りは2時間が限度。それを超えると不機嫌になる程の強者です。
 
「パソコンの前に拘束されるのが嫌だからブログを辞めたい!」「出版社の色に染められたくないから認定校から外して!」「つるむの嫌いだからMateから抜けさせて!」等々、陰では結構暴言を吐いていたのです。その私がなぜわざわざ気合いを入れてまでパーティーに行ったのか?
 
「会社のためじゃないんです!うっち~先生に会うために遠くからわざわざ来てくださる先生が何人もいるんです。その先生方のために来てください!」との説得(?!)に応じ、「しょうがねーなー」みたいな気分で行ったら、先生方に元気をあげるどころか、逆に、私自身が元気にしてもらって帰って来たのです。もう穴があったら入りたいとはこのことです(苦笑)。
 
アプリコット出版が5年前にMateを立ち上げたのは、ラーニングワールドシリーズの著者である中本幹子先生が、「ただ英語教材を出版するだけでなく、ユーザーの先生達がきっちり結果を出せるようバックアップするところまでやってこそ、教材そのものも、出版社も、他に類しない価値がある」とのご教示を受けてのことだと聞きました。
 
下記の画像はパーティーの後、中本先生や参加者の先生方と撮った写真です。どうです?みんないい顔をしてると思いませんか?パーティーでいろいろな先生方と話をして、最後に中本幹子先生のスピーチを聞いて、「そうだ!基本は何も変わらないんだ!私たちはこのまま突き進めばいいんだ!」と自信を深めて、「また明日から頑張るぞー!」という気持ちになったみんなの笑顔です。
 

 
そこまでやってくれる出版社なんて他にありませんよ。本当にありがたいですねー(って「普段は文句しか言ってないくせに」と言われそうですが・笑)。
 

APRICOT Mateって何だろう?

 
〈2018 APRICOT Mates Meeting 5周年記念パーティー〉から2週間が経ちました。この2週間、「Mateって何だろう?」とずっと考えていました。孤独に頑張っていた全国の先生達が、たった数時間共に過ごしただけで、帰る頃にはキラキラと輝いていました。私もたくさんの先生に応援され、感謝されていることがわかったら、帰る頃には「よっしゃー!これからも頑張ろう!」みたいな気持ちになっていました。
 
一人じゃ頑張れないけど、みんなと一緒なら頑張れる。その不思議な感覚。何の脈絡もなく涙腺がゆるんでしまうような、ちょっと懐かしい感じの感覚。どこだっけ?Mateってそんな感じに似てるんだけど...
 
そして、今日、ようやく気付きました。ラーニングワールドシリーズのTOMORROWの最後に習う、中本幹子先生の思いが凝縮されたこの曲です。Mateの先生方に再会して感じた感覚が、正にこの曲を聞いた時の感覚そのものでした!
 

 
ラーニングワールドシリーズを使うことで自然に身に付いて行く世界観!
子供達がラーニングワールドシリーズを愛して止まないその世界観!
その世界観がわからない人には全く理解できないラーニングワールドシリーズの底力!
あぁぁぁぁーーー、そういうことかぁぁぁーーー!!!
これまでヘソを曲げながら孤独と戦っていた私ですが、今はこう思うようになりました。
 
一人で頑張るよりみんなと一緒の方が力が湧く!
みんなで集まった方が一人一人が輝く!
だからやっぱりMateでいるって大事かも?
(なんなんだそのオチは?・爆笑)
 
楽しいパーティーはあっという間に終わってしまいましたが、みんなで心をひとつにして、これからも日本の英語教育を盛り立てて行きましょうね!See you soon!
 

ラーニングワールドの原点を思い出そう

 
私は1982年から36年間、自営業者として一人で子供達に英語を教えて来たのですが、もちろん、良いことや、楽しいことばかりだった訳ではありません。何か問題が起これば一人で悩み、一人ゆえに解決の糸口が見えず、泥沼から抜け出せなくなるということが何度もありました。考えれば考える程ネガティブになって行くので、最後は「もう辞めてしまおうか」と思い詰めたこともありました。そんな時に私を救ってくれたのは、いつも決まって生徒達でした。
 
子供達の笑顔を見て元気をもらう。⇒元気をもらうと気持ちが明るくなる。⇒明るくなると物事を前向きに考えられるようになる。⇒前向きになると問題解決の糸口が見えて来る。⇒糸口が見えたら行動する。⇒行動することで事態が好転する。⇒それを成長の糧にして再び前に進み出す。
 
これまではそんな感じでなんとかやって来られたのですが、最近、子供の笑顔だけではどうにもならない不安に襲われることがあります。今や世の中は世界大競争の時代。情報化が進み、AIやロボットの発達で社会が急速に変化しています。少子化や競争の波にもまれて、多くの個人事業主が先が見えない不安を抱えています。それは私も同じで、「これから一体どういう方向に進んで行ったら良いんだろう?」と思い悩むことが多くなりました。
 
しかし、そんな私達の不安を察知したかのように、〈2018 APRICOT Mates Meeting 5周年記念パーティー〉の席上、中本幹子先生が『ラーニングワールドの原点を思い出そう』というタイトルでスピーチをされ、私達を勇気づけてくれました。
 
ラーニングワールドシリーズは、著者である中本幹子先生が、「英語を使って世界に羽ばたける人材を作る英語教育法」と「子供達の知的好奇心が刺激され、自己学習力が上がる指導法」を柱に、ご自身の信念を基準にして、実践家として「各発達段階の子供達を見て、子供達にとって何が本当に役立つのか」ということを考えて来た結果の集大成です。
 
そのTeaching Conceptである、下記の3つの分野について深く理解し、日々実践して行くことでしか成果は出ないのであり、時流やトレンド用語に惑わされて右往左往すれば、その英語教育は必ずや失敗するだろうと、中本先生は断言されました。
 
1 英語教育の目的、目標到達点(Destination)を常に念頭に置いた、ぶれない授業
2 言語を習得する順序で行うレッスンプラン(「使う」から「定着」、そして「使う」へ)
3 子供達の学習意欲を高める心理を考慮

 
当日の中本幹子先生のスピーチは、参加したMateの先生方だけに送られた特別なメッセージなので、詳しい内容については割愛させて頂きますが、中本先生の力のこもった言葉を聞いて、私も「そうだよな。国がどんな大風呂敷を広げようと、結果を出せるのは強い思いを持った児童英語教師だけだよな。」「確実に成果を上げて子供を笑顔にできている限り、心配することは何もないよな。」と、気持ちを強く持てるようになりました。
 
ぶれないこと!情報に惑わされないこと!原点を忘れないこと!

 
皆さんも原点を忘れず、確実に言語として定着させることを念頭に置きながら、ラーニングワールドシリーズを使って、これまで通り、いえ、これまで以上に(!)、楽しく、そして、成果が上がるレッスンを目指して、研鑽に励んでくださいね!

 

”4線ホワイトボードシート”を使うと英語を書くのが楽しくなる!

毎年、新入生が入って来ると、「今年はどうやってアルファベットを覚えさせようか?」と思い悩むうっち~。鉛筆を持った途端、「はぁ...」とため息をつく子がいると、他の子のやる気も失せてしまいます。
「めんどくさーい!」「つまんなーい!」「やりたくなーい!」と言い出す子がいると、なかなか進まないので時間ばかりかかります。かといって適当に進めてしまうと、適当な文字を書くようになってしまいます。
 
何事も最初が肝心!アルファベットを丁寧に書く癖を付けさせたい!
 
そう思って諦めずにじっくり時間をかけて教えているのですが、教室に入って来る頃にはすでに書くことが嫌いになっている子も多く、結構四苦八苦します。
 
でも、今年、ある備品を買ったら、これまでより遥かに短い時間で!遥かに効果的に!読み書きを教えることができるようになりました!
 
その備品とは、e-APRICOT”で購入した“4線ホワイトボードシート ¥4,700(税抜き)
 
裏面全面がマグネットになっている、4線が書いてあるシートタイプのホワイトボードです。
 
「ちょっと高いな...」と思って買うのをためらっていたですが、今では「なんでもっと早く買わなかったんだろう!」と後悔する程、楽しく楽ちんにアルファベットを教えられるようになりました。
 
4線ホワイトボードシートはここがいい!

● 裏が全面マグネットになっているので、ホワイトボードにそのまま貼れる。
● 71㎝×56㎝なので、テーブルの上に置いて使うことができる。
● 重みがあるので、テーブルの上に置いて使う時にズレない。
● イレーザーでひと拭きするだけで消せるので、紙に書かせるよりも時間短縮になる。
● 他の子が見ているので、書き順や書く場所を間違えずに書こうとする。
● 子供はホワイトボードが好きなので、飽きずに書いてくれる。
 
4線ホワイトボードシートの使い方
 

教師が書き方を教えたり、生徒が前に出て書いたりする時は、ホワイトボードに貼って使います。

 
書き順をチェックしたリ、読み方を教えたり、よりきめ細やかな指導をする時は、テーブルの上に置いて使います。

 
アルファベットを書いたら、それをホワイトボードに貼ってゲームをすると、書くことがさらに好きになります。

 
4線ホワイトボードシート多読教材を視写させる時も大活躍!
 
多読教材は、最初は読んだり、内容を理解することに重点を置きますが、アルファベットが書けるようになったら、書く分量を少しずつ増やしながらノートに書かせます。
 
この時、最初からノートに書かせると、書き方を間違っていても、教師はなかなか気づくことができません。でも、ホワイトボードシートだとすぐに間違いに気付くことができますし、子供もホワイトボードが大好きなので、最後まで飽きずに書いてくれます。
 
APRICOT Springboard Level 1を読んでいる小学1年生。

 
↓文字が書けるようになったら多読教材を視写に使います。

 
大人はよく「書くのが好きな子」「書くのが嫌いな子」という分類をします。でも、文字を書くのが最初から好きな子はいません。逆に、書くのが嫌いな子もいません。
 
書くのが好きかどうかは、初めて文字を書いた時にどういう雰囲気だったか。その時にどんな感情が湧いたか。その感情に対してどんな行動を取ったか。それらの記憶が大きく左右します。
 
だからこそ、嫌いになりやすいことは楽しい雰囲気の中で楽しく教えることが大事なのです。
 
子供達はホワイトボードが大好きです。子供達にとってホワイトボードはキャンバスであり、ホワイトボードマーカーは子供達にとって絵具や色鉛筆のようなものです。
 
「使ってみたいけど値段が高すぎるよなあ...」と諦めるのか、子供達にもっと楽しく英語を教えるために奮発するかは、It’s all up to you.です(笑)。

 
4線ホワイトボードシートの購入はe-APRICOTから

働く意味って何ですか?学習する意味って何ですか?

自分で言うのも何ですが、うっち~は馬鹿が付くほどお人
好しです。お人好しというより、サービス精神が旺盛です。
1日24時間。体は1つ。それを忘れてあっちの人にもこ
っちの人にもサービスしようとするので、ついついオーバ
ーワークに陥ってしまいます。

人間の個性を12匹の動物に当てはめて、さらにキャラク
ター別に60分類する動物占い(“個性心理学”)で見ても
らったら、「“サービス精神旺盛なコアラ”ですね。サービス精神旺盛ゆえに、八方美人的に振る舞って、疲れ果てるタイプです。」と言われてしまいました。「そのまんまじゃねーか!」って感じです(笑)。

この“てんこもりブログ”の原稿も、ポイントだけ書いてさっさと送れば良いものを、初心者でもわかるように、できるだけ詳しく説明しようとするものだから、2枚が3枚になり、5枚になり、気付くと10枚を超えることもしばしばです。そのうち、「これじゃあいくらなんでも長すぎるな。言葉で説明するより動画を入れた方がわかりやすいよな。」と考えます。

 

思い立ったら即実行がうっち~の習性なので、レッスンを撮影するためにすぐに追加レッスンをやります。撮影した動画はそのままアップするわけにはいかないので、それを何時間もかけて2~3分にまとめます。しかし、そのままだと意図が伝わらないので、さらに何時間もかけてキャプションを入れます。それをYouTubeにアップして、ブログ原稿に動画のサムネイルを入れます。そして、原稿を半分以下に減らします。そこまで手を加えると、内容的にはかなりわかりやすくなります。

 

しかし、しかし、しかしですね。ここで不思議なのが人間の心理です。書き上げた原稿を見てうっち~が味わうのは、達成感でや満足感ではなく、失望感なのです。「おー、分かりやすくなったじゃないか。早速アップして皆さんに喜んでいただこう!」と思うのではなく、なぜか唐突に、「無駄にした時間や労力は一体何だったんだ?」と思い始めてしまうのです。
 
失望を感じ始めたら、もはや一行も書けません。原稿の見直しをする気にもならないので、そのまま放置することになります。ほとぼりが冷めた頃に再び原稿に向き合っても、一度味わった失望感は消えません。ネタを変えて別の原稿を書き始めても、「どうせこの労力も無駄になるに違いない。」と思ってしまって、最後まで書き上げることができません。

 

そんな状態が続くと、「私には能力がないに違いない。」と思い始めます。「これ以上迷惑をかけたら相手に申し訳ない。」という罪悪感にも苛まれます。責任を感じて頑張ろうと思っても、義務感しかないので何も思い浮かびません。
 
ところがです。ふとしたきっかけで近しい先生を誘って勉強会を始めたら、びっくり仰天!文字が浮かぶなんてものではありません。原稿を書けずに苦しんでいたのが嘘のように、そこからうっち~の怒涛の書き込みが始まりました。たった数人のプライベートな勉強会なのに、レッスン・アイディアをシェアし合ったり、先生達の悩みに向き合ったりしているうちに、言葉が堰を切ったように溢れ出して来ました。

 

早朝から深夜まで、時を忘れて思考し、文字を打ち込んで行くことのなんと楽しかったこと!
たった1ヶ月の期間限定ではありましたが、紙上セミナーのような勉強会は、お互いに学び合い、刺激し合い、とても充実した時間となりました。

 

そこで、うっち~は疑問に思いました。原稿料が頂ける仕事は全くはかどらないのに、1円にもならない勉強会に打ち込めたのはなぜだろう?内輪の勉強会にあって“てんこもりブログ”にないものは何だろう?

 

行動経済学者ダン・アリエリー氏は、著書『不合理だからうまくいく』の中でこう書いています。

 

「何かをするのが好きな人たちを集めて、意味のある仕事条件に置けば、仕事をすることで得られる喜びが主なけん引役をなって、自ら進んで労力を費やすだろう。ところが、仕事に同じだけの情熱や意欲をもっていても、意味のない仕事条件に置かれると、仕事から得られるはずの本源的な喜びが、いとも簡単に失われることがあるのだ。(中略)仕事の喜びをやる気に変えられるかどうかは、自分の仕事にどれだけ意味を見いだせるかに、大きくかかっているようだ。」

 

SNS上では、リアルタイムで先生方の反応を知ることができます。常にお互いに励まし合っているので、意欲が低下することもありません。しかし、このてんこもりブログは、出版社を介しているのでフィードバックがありません。多くの先生方に読まれているにもかかわらず、その先生方の存在をうっち~は全く知ることができません。

 

一人っきりの部屋で、一日中パソコンの前に座って、顔の見えない相手のために原稿を書いて、その労力のほとんどを無駄にしていることのなんと空しいこと!そんな気持ちが失望感を生み、その失望感が執筆意欲を完全に失わせていたのです。
 
アリエリー氏は自身の執筆活動についてこう書いています。

 

「ブログ投稿や、論文やこのページの執筆を含め、わたしが生活の中でやっていることの大部分は、自分の労力と、読者が自分の文章に見つけてくれるかもしれない意味とを結びつけようとする、エゴの動機に駆り立てられている。読み手がいなければ、こんなにがんばろうという気にはなれないだろう。」

 

「人間のモチベーションは複雑で、『金のために働く』といった、短絡的な関係に集約することはできないということだ。仕事の意味が労働に及ぼす影響や、労働から意味を奪うことの影響が、わたしたちがふつう思っているよりも、ずっと強力だということを、理解してなくてはいけない。」
 
労働意欲というものは、結局のところ、誰でもなく、自分自身が、自分がやっている仕事にどれだけの意味を見い出せるかなのだと思います。

 

同じことは子供達の学習についても言えます。子供達は英語のゲームで勝つためなら必死で英語を覚えてくれます。でも、その学習に「ゲームに勝って嬉しかった。ゲームに負けて悔しかった。」程度の意味しか見い出せなければ、学習意欲はいずれ低下して行きます。

 

うっち~はレッスン中によく子供達に質問をします。幼児クラスでもいろんな質問をして、幼児達にいろんなことを考えさせて、いろんな話をさせるようにしています。
 
「みんなは何のために英語の勉強をしているの?」
「ぼくはね、大きくなったらね、外国でサッカーしたいの。」
 
「先生は何のためにこのビンゴゲームをやっていると思う?」
「文字を見て英語が読めるようになるため!」
 
「先生は何のために大きな声で発表できるまで合格にしないんだと思う?」
「みんなの前で恥ずかしがらないで話ができるようになるため!」

 

そうやって、幼児の頃からひとつひとつの活動の意味を確認しながらレッスンを進めると、「今日は英語がたくさん覚えられた!」「今日は英語が上手に言えるようになった!」「〇〇ちゃんはこの前より声が大きかった!」など、勝敗とは関係のないところに学習の意味を見い出すようになります。
 
労働者にとっても、学習者にとっても、モチベーションを上げるために必要なのは意味

 

うっち~が失望感に苛まれた日々は、うっち~に様々な気付きをもたらし、うっち~を教師としても、人間としても、大きく成長させてくれました。

 

今、うっち~スクールに通っている子供達の目は、これまで以上にキラキラと輝いています。そして、
うっち~自身も20年前の元気を取り戻し、「毎日楽しくてしょーがねー!」と感じています。

 

そんなパワーアップしたうっち~に会えるのはいつかというと、
それは、6月3日に品川で開催される2018 APRICOT Mates Meeting 5周年記念パーティーです!
当日は北海道から九州まで80名近いMateの先生方が集結するそうですよ。
なんだかとっても楽しみですね。
それでは、パーティーに参加されるMateの皆様、当日会場でお会いしましょう!

 

<2018 APRICOT Mates Meeting 5周年記念パーティー会場>
〒108-0074 東京都港区高輪3丁目13
アクセス 品川駅⇒高輪口⇒品川グース1F⇒ガーデンシティ品川⇒披露宴会場「グリーンウインド(会場が変更になりました!)

 

◆この記事で紹介した行動経済学者ダン・アリエリー氏の情報です。
↓↓↓英語が学べる動画サイト デジタルキャストはこちら

★TED日本語 – ダン・アリエリー: 仕事のやりがいとは何か?(日本語字幕付き)

 

★ダン・アリエリー氏のTEDスピーチの一覧はこちら
★ダン・アリエリー氏の公式サイトはこちら
★ダン・アリエリー氏の著書「不合理だからうまくいく」はこちら
 
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BRIDGEデジタル教材のLet’s Chantはカラオケモードでいきなり歌わせよう!

Learning World 4 BRIDGEが発売されて1年が経ちました。すでにお使いの先生方の中には、「Book 4にしては前半が簡単過ぎる。」と感じたり、「後半をどう教えて良いかわからない。」と悩んだり、「いっそのことBook 4を飛ばしてしまおうか?」などと考え始めたりしている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、過去ログLearning World Book 4 BRIDGEってどんなテキスト?の中の、『⑧そもそもLearning Worldシリーズの目的って何?』と『⑨BRIDGEは教師の助け人』を読んで、BRIDGEをやる意味を思い出してくださいね。

さて、すっかり時間が開いてしまいましたが、今回はうっち~流BRIDGEデジタル教材Let’s Chant活用術をご紹介します。

 

その前に、「デジタル教材って何?」という方のために、デジタル教材Let’s Chant の使い方について説明したいと思います。活用術だけ知りたいという方は、下記①~⑨を飛ばして、⑩にお進みください。

① 下記の画像はLearning World 4 BRIDGEデジタル教材のホーム画面です。
② 各ステップをクリックすると、最初にAnimal Talkの画面が出て来ます。

③ Animal Talk画面の下のバーにあるLet’s Chant(赤い矢印のところ)をクリックすると、文字のないチャンツ画面が出て来ます。

 

④ チャンツ画面の上のバーにあるDrumボタンをクリックすると、歌詞が現れた後、リズムだけが流れて来ます。その右にあるSingボタンをクリックすると、歌詞が現れた後、音声が流れて来ます。一時停止ボタンをクリックすると曲の途中で停止し、停止ボタンを押すと、歌詞のない画面に戻ります。<↓クリックで拡大>

⑤ 上のバーにあるAnimationにチェックが入っていると、リズムに合わせてフレーズが拡大します。「どんな感じか見てみたい!」という方は、YouTube動画『BRIDGEデジタル教材~テレビとモニターとプロジェクターの違いは何?~』の最初の19秒をご覧ください。

 

⑥ 下記の画像はLearning World 4 BRIDGE指導書の1st Lessonのページです。

⑦ Let’s Chantのデジタル教材の使い方は次のように書かれています。
1. デジタルの画面を見ながらチャンツを聞かせる。
2. デジタルの画面で音声を聞きながらチャンツを練習させる。
3. リズムのみの音声を流し、それに合わせて練習させる。

⑧ いつも言っていることですが、指導書には、紙面の都合上、必要最低限のことしか書いてありません。カレールーの説明で言えば、「フライパンで材料を炒める。水を入れて煮込む。カレールーを入れる。」としか書いていないようなものです。どのテキストにも言えることですが、指導書に書いてあることしかやらないと、面白味が薄れて学習者のモチベーションが下がります

⑨ さらに、Book 4 BRIDGEはBook 1、2、3の総復習テキストです。復習ということは、既習のチャンツも含まれています。それを以前と同じようなやり方で教えると、「簡単すぎてやる気が出ない。」「今さらこんなことやる意味あんの?」と言われてしまいます。そんな言葉を言わせないようにするには、高学年以上の子に相応しいひねりが必要です

⑩ 本題に入る前に、ここで、『BRIDGEデジタル教材のAnimal Talkは画面を隠すことから始めよう!』でお伝えしたポイントのおさらいをしておきましょう。下記の項目についてすでに理解している方は、⑪にお進みください。

「あれ?なんだっけ?」と思ってしまった方は、『BRIDGEデジタル教材のAnimal Talkは画面を隠すことから始めよう!』を読み直してから次にお進みください。

<Animal Talkの教え方のポイント>
★レッスンは画面を隠して始める
★画面を隠したまま会話を聞かせる
★会話はその都度練習する
★会話の意味はその都度尋ねる
★単調な練習は行わない
★ロールプレイは英語力と表現力を磨くチャンス
★やる気スイッチを入れる
★ロールプレイをするのは何のため?

 

さあ、いよいよここからが本題です。

⑪ 下記はBRIDGE デジタル教材のSTEP 14(比べてみよう!)のLet’s Chantの画面です。

 

⑫ チャンツは表現や構文、リズムやイントネーションを覚えるためのものなので、口を衝いて出て来るぐらいまで練習させる必要があります

しかし、高学年以上の子にとって、単調な練習程つまらないものはありません。上手に言えたらスタンプがもらえる程度のご褒美では、モチベーションは上がりません。

高学年以上の子供をやる気にさせるには、難易度を上げて達成感や満足感を味合わせる。その一言に尽きます。しかし、学習するのは子供達にとって簡単すぎるチャンツです。

 

⑬ そこでうっち~がやるのは、子供達にチャンツを推測させたり、細かく発音をチェックするという方法です。

以下、その活動について順を追って説明します。

1. 【文字あり/Animationなし/音声なし】
最初に、デジタル教材のLet’s Chantの画面の上にあるDrumボタンをクリックして、音が鳴る直前に一時停止ボタンをクリックします。そうすると文字だけの静止画状態になります。その文字を見ていきなりチャンツを言わせます。一度もCDを聞いたことがない子は作曲するしかないので、テキトーなリズムで、テキトーなチャンツを言い始めます。まず、そこでクラス全体が盛り上がります。

 

2. 【文字あり/Animationなし/リズムあり】
次に、Animationオフの状態で、Drumボタンを押して、文字を見ながら聞こえて来たリズムに合わせてチャンツを言わせます。リズムと文字が合っているかが分からない状態なので、みんなボロボロになります。そこでもまた盛り上がります。

 

3. 【文字あり/Animationあり/リズムあり】※⑮のレッスン動画0:00~0:38
次に、Animationをオンの状態でDrumボタンを押して、文字を見ながらチャンツを言わせます。Animationに合わせるため集中するので、自然にリズムを覚えさせることができます。

 

4. 【文字あり/Animationあり/音声あり】※⑮のレッスン動画0:39~1:06
次に、Singボタンをクリックして、チャンツを黙って聞かせます。そこで、自分達のチャンツが当たっていたかどうかで盛り上がります。

 

5. 【文字あり/Animationあり/音声あり】※⑮のレッスン動画1:07~0:38
次に、発音練習をします。発音の細かい部分はもちろん、リンキングも正確にできるようになるまで何度も練習します。

 

⑭ もちろん、上記の活動を全てやる必要はありませんし、一度にいくつもやる必要もありません。大切なのは、練習に意味を持たせることで、モチベーションを持続させることです。

チャンツが正確な発音でスラスラ言えるようになれば、Let’s Chantに続く文法の学習や、コミュニケーション活動もスムーズに進めることができます。

そのことをしっかりわきまえた上で、チャンツを疎かにすることなく、しかし、時間をかけ過ぎることなく、楽しいレッスンを展開してくださいね。

 

⑮ 最後に、うっち~スクールのレッスンの様子をご紹介します。

 

⑯ うっち~のレッスン動画を見て、「自分もチャンツを教えてみたいな!」と思われた先生は、下記のYouTube動画を活用して、be動詞のチャンツにチャレンジしてみてください。きっとBRIDGEの底力を実感することができますよ。

 

⑰ ここでご紹介したBRIDGEの教材については下記サイトに詳しく載っています。教材の情報はもちろん、今日から役立つLesson Tipsもたくさん載っていますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
★Learning World 4 BRIDGEテキストはこちら

★Learning World 4 BRIDGE関連教材はこちら

BRIDGEデジタル教材のAnimal Talkは画面を隠すことから始めよう!

下記の画像はLearning World 4 BRIDGEデジタル教材のホーム画面です。

 
各ステップをクリックすると、最初にAnimal Talkの画面が出て来ます。

 
 
Animal Talk画面のデジタル教材の使い方は下記の通りです。

  (↑クリックで拡大)
 
下記の動画はデジタル教材の使い方Animal Talk編です。

 
 
下記の画像はLearning World 4 BRIDGE指導書のLesson Flow 1st Lessonのページです。

 
指導書ではAnimal Talkについて次のように書かれています。

1.デジタル画面で動物の写真を見せ、動物たちの会話を聞かせる。
2.動物たちの会話を音声と一緒に練習する。
  *英語の下に日本語が添えてあるので指導者があえて訳を言う必要はありません。
  *日本語訳は生徒の目線であえてカジュアルで自然な日本語にしてあります。
3.生徒同士で会話を練習し発表する(感情をこめて言うように導きます)。
Note: クラスのレベルによってAnimal Talkのデジタル画面を次のように使うことも可能です。
例1. 動物たちの写真だけを見て会話の内容を考えさせる⇒文字を見せて音声と共に練習する。
例2. 先にAudioボタンを押して音声を流す⇒意味を確認⇒英文を提示する。

 
 
★レッスンは画面を隠して始める

指導手順1の「デジタル画面で動物の写真を見せ、動物たちの会話を聞かせる。」ということをやる時に、始めから画面を見せてしまうと、子供達の意識が動物に向いてしまうので、その分集中して英語を聞くことができません。

動物についてあれこれおしゃべりを始めたり、テキストを見た子が内容について話し出したりすれば、英語を聞く前に内容に対する興味が薄れてしまいます。

ここがポイント! 子供は知らないことを知りたがる

子供は好奇心の塊です。画面を隠しておけば、それだけで「何だろう?」と興味を持ってくれますし、
「何か質問されるんじゃないか?」と身構えるので、緊張感が失われずに済みます。
 
 
★画面を隠したまま会話を聞かせる

会話を聞かせる時も同じです。画面を見せながら音声を流すと、内容がすぐに理解できてしまうので、子供達はすぐに興味を失います。特に上位の子は内容が簡単過ぎるとバカにしてかかります。

ここがポイント! 子供は間違いを恐れる

会話を聞かせる時に画面を隠したまま音声を流し、聞き取った英語を言わせるようにすると、子供達は間違いたくないので、英語を集中して聞こうとします。上位の子でも単語が抜けたりするので、「簡単過ぎてつまらない」などと文句を言うことはありません。
 
 
★会話はその都度練習する

英語を聞き取ったら、1文ずつ『指折りドリル』をしながら発音練習をします。発音を矯正したり、スムーズに言えるようになるまでリピートさせれば、下位の子もスラスラ言えるようになります。
 
 
★会話の意味はその都度尋ねる

会話の意味は発音練習をする中で尋ねます。会話の内容が分かったら、
①誰が話しているのか、
②どんな場面なのか

ということを子供達に考えさせます。

ここがポイント! 意味がわかるだけで終わらせない

うっち~スクールでは、ただ英語が上手に言えて意味が分かる程度で満足していると、うっち~に突っ込みを入れられます。
「『I am a rabbit. I am not a cat.』という会話を聞いて何も疑問を感じないの?」
「rabbitとcatなんて小さい子供でも区別がつくのに、どうして『ぼくはうさぎ。ねこではありません。』なんて言う必要があるんだろう?って思わないの?」
「そういうところまで考えが及ばないってことは、それだけ物事を深く考えられないってことだよね。」

などとうっち~に難癖をつけられるので、子供達は何を質問されてもいいように、頭の中を常にフル回転させています。その訓練の積み重ねが読解力に繋がって行きます。

ここがポイント! 子供は「当たり」「ハズレ」のある質問が好き

子供達はクイズのように「当たり」「ハズレ」のある質問が大好きです。「『I am a rabbit. I am not a cat.』と言うのはどういう時?」と質問すれば、子供達は頭を働かせて、「間違えそうなほど似ている時!」という答えを導き出します。どんなに簡単な質問でも正解すれば喜ぶのが子供です。嬉しい気持ちになれば、それだけで題材に対して好印象を持つようになります。
 
 
★単調な練習は行わない

指導手順2の「動物たちの会話を音声と一緒に練習する。」ということをやる時も、ただ英語を言わせるだけだと、子供達はすぐに飽きてしまいます。

高学年以上の子供にとって、音声を聞いてリピートするだけの練習は、ワクワクもなければ、チャレンジングでもありません。

指導手順1のところで発音練習までしっかりやっておいて、指導手順2では会話の内容を確認する程度にとどめ、すぐに次のロールプレイに移れば、学習意欲を低下させずに済みます。
 
 
★ロールプレイは英語力と表現力を磨くチャンス

指導手順3の「生徒同士で会話を練習し発表する(感情をこめて言うように導きます)。」ということをやる時は、最初に画面の文字を見ながらロールプレイの練習をさせます。

①クラスの前で恥ずかしがらずに発表すること。
②感情を込めて言うこと。
③発音やリズムやイントネーションが正しいこと。

その3つを目標にすると、人前で恥をかきたくないという気持ちが働くので、子供達は文字を見ながら必死に練習をします。その時の集中力と練習量の多さが、覚えた英語を定着させることに繋がるので、その分復習に費やす時間が減ります。
 
 
★やる気スイッチを入れる
英語をスラスラ言える子でも、暗記してロールプレイをするとなると、緊張して度忘れしたり、恥ずかしがって上手く言えなかったりします。

ここがポイント! 子供は褒められると積極的になる

恥ずかしがっている子には、「発音は上手だから、後は表現力さえ磨けば完璧!」と励ましたり、下位の子には「自信を持ってやれば上手く聞こえるんだから、もっと大きな声で言おう!」と激を飛ばしたり、一人一人やる気スイッチが入るような言葉かけをすれば、積極的に取り組んでくれるようになります。
 
 
★ロールプレイをするのは何のため?

すでにBRIDGEのテキストを使ってレッスンを始められた方の中には、「高学年以上の子に動物の会話を真似させることに何の意味があるの?」と思われた方もいるかもしれません。

しかし、うっち~の35年の英語教師人生から言わせてもらえば、ロールプレイごときで恥ずかしがったり、臆するようでは、国際人として外国人と対等に渡り合って行けるようにはなりません!

ここがポイント! ロールプレイで羞恥心をかなぐり捨てさせる

BRIDGEを使うのは高学年から中学生です。その時期の子供達は「格好いい」か「格好悪い」かで自分や他人を評価したリ、自分を抑圧してでも周囲に迎合しようとしたりしがちです。そんな年齢の子供達だからこそ、ロールプレイを通して羞恥心をかなぐり捨てさせることが大切です。自分の殻を破ってみんなと一緒に演じることの楽しさを味わえば、周囲の目を気にして委縮することもなくなって行きます。

⇒ BRIDGE STEP 14 (比較級)☆ダイアログの導入とロールプレイ

 
 
★さあ、あなたもやってみよう!

下記の動画はBRIDGEデジタル教材STEP 1のAnimal Talkを動画にしたものです。デジタル教材をお持ちでない方や、プレビュー版がダウンロード出来ない方や、タブレット端末のお使いの方は、この動画を使えばAnimal Talkの導入からロールプレイまでを実際にやってみることができます。


 
 
★Learning World 4 BRIDGE ラインナップ(2018年1月現在)

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BRIDGE デジタル教材のプレビュー版(クリックするとダウンロードページに飛びます)
 
 
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